こんばんは。
米粉パンと滋養おやつの教室、irodoriの石坂佳央理です。
今日は、小学生組の学芸会でした。
そして長女は6年生、長女にとって小学校生活最後の学芸会でした。
学芸会についての話がちらほら出てきたとき、娘から
「ママ、私、主役に立候補しようと思うんだけど、男の子の役なの、私がやっても変じゃないかな?」
と聞かれました。
私は、主役に立候補するということにまずびっくりしたのですが
「それが男の子の役だとしても、やってみたいなら挑戦してみたら?挑戦しようと思う気持ちが大切だよ。」
とだけ伝えました。
その後、候補者が多いからオーディションになる、などの話も聞きましたが特に口出しはせず
本人に任せていました。(というより、そこまで気が回っていないというのが本当のところ。)
後日、「ママ!オーディションに受かったよ!」と目をキラキラさせて教えてくれました。
長女と長男が小さい時、私は以前にも書いたようにパニック障害の一番酷い時だったので、
本当に、どこにも連れて行ってあげられませんでした。
色々な場所に行って、いろんな経験をさせて、視野を広めてあげたい、そう思っていたのに
なーんにも、なんにもできなかったのです。
アクティブに色んな場所へ連れて行ってあげているママを見ると、自分の子たちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
こんなママでごめんね、何度も、何度もそう思いました。
兄弟が多くなった今も、現実的に忙しいということや、小学校高学年と未就学児を同じように楽しませる場所も
なかなか難しく大したことはしてあげられていないな、と思うのです。
けれど、そんな中でも長女は、学校での一つ一つのことを楽しんで積極的に取り組む姿勢を見せてくれます。
その一つが今回の学芸会での主役でした。
特別な何かを親として子供には与えられていない、そんな風に私は思っていたのですが、
自分の置かれている環境の中で、精一杯自分のやるべきことを見出し、挑戦する、それをやってのける長女のことを
とても、とても、心から誇らしく思います。
置かれている場所で花を咲かすことがどんなに難しいか、分かるからこそそう思うのです。
日常の中に散りばめられている幸せを見つめて活かす、改めて娘から教えてもらいました。
そして、劇そのものも、6年生の貫禄を見せつけてくれた、圧巻の演技でした。
1人1人が自分の役に責任をもって、どれだけ真剣に取り組んできたかが真っすぐ胸を突いて伝わってきました。
こんなに良い仲間に恵まれたからこそ、長女は自分に自信をもって色んなことに挑戦できたんだと思います。
(皆本当に真っすぐで素直でかわいくて、大好きな学年です。)
最後に、そのような環境を作り出してくださった先生方にも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
先生が私のブログを読むことはないでしょうが(笑)
心から感謝しています。ありがとうございました。
ちなみに長女にフォーカスを当てた話ですが、長男も司会に立候補し、オーディションを受けて司会を務めました☺
長男の6年生の時も今から楽しみです♡
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